2/6 ローマ三日目 | 旅することで自己を知る

2/6 ローマ三日目

 ノリ・ミトとの別れを感じつつもヴァティカンへ。ヴァティカン美術館では、ラオコーンをみる。ラオコーンはヘレニズム期の傑作とされるが、実際には、グロテスクな彫刻だった。ラオコーンの後はシスティーナ礼拝堂へ。ミケランジェロの『最後の審判』は圧巻だった。ラファエルロの間は残念ながら行けなかった。

 アッピア街道を目指した後は、2人と別れ、18:54発フィレンツェ行きに乗るべく、テルミニ駅に急ぐ。しかし、列車を逃した。早くフィレンツェに行きたい友人は不満そうだった。しかし、私は申し訳ないがほっとした。昨日の盗難で少し臆病になっていたので、新しい場所にいく心の準備ができていなかったのだ。というわけで、チェックアウトしたばかりの修道院に戻ったのは、内心嬉しかった。三泊目だった。