1/30 ブリュッセル | 旅することで自己を知る

1/30 ブリュッセル

 昨晩フロントのお兄さんに明日は何時に出るのと言われ、わからなかったので適当に7:00と答えたが、実際には7:30で十分間に合い、7:30に出発する。「遅刻だね、大丈夫?」「大丈夫!ごめんなさい、昨日はよく調べてなかったから、実は適当に答えてました(--;ごめんなさい。」「それならよかった」やはり、いい人☆

 Thalysは値段が高いだけあって、綺麗な列車だった。座席も快適なので、列車の旅もオツなものだと思う。というか、初の国境越えだー!わくわくしつつ、地球の歩き方を読み、少ししゃべってからこれからに備えて仮眠した。目覚めると・・・
 「国境の長いトンネルをい抜けると雪国だった」!
パリは暖かかったので、予想もしなかった。でも、嬉しい驚き。
 ブリュッセルの街並みはかわいらしいかんじだった。雪景色だし、おとぎの国っぽい。やはり、パリとは雰囲気が違う。

 ブリュッセルではまず、「グランパレス」に行った。これは、かのジャン・コクトーが絢爛たる劇場と賞した広場であり、世界三大広場の一つであるらしい。しかし、実際はそうでもなかった。とりあえず、ベルギーワッフルとともに写真を撮る。
 次に、「小便小僧」を見に行く。道中は小僧のグッズばかり。小僧をかたどったチョコレートなんかもあり少々引いたが、実際の小僧はなかなかキュートだった。
 16:28、ブリュッセルよりケルンに向かう。到着は18:50、ケルン大聖堂は19:00まで。なんとか大聖堂に行きたいと思い、到着するや否やダッシュで向かった。無理かと思われたが、駅を出た瞬間大聖堂があった。地図をみて近いことは予想していたが、ここまで近いとは!ゴシック式の大聖堂はやはり重厚で圧巻だった。
 内部はわずかな灯しかなく、ほの暗かった。というか、束の間の見学だった。何せ、10分もない。これでは、あまりに仲居君の旅(フジテレビ系・めちゃめちゃいけてるの恒例企画。SMAPの仲居君が目的地についた瞬間、次の場所に行く、ということを繰り返す旅行企画です)過ぎる。明日、もう一度ケルンにきて、朝の大聖堂をじっくりみようと思い、ボンに向かった。
 ボンに着くと、先生がいらっしゃった。一年の頃ドイツ語を教えてくださった先生である。今年からボン大学に留学されていたのだ。
 お会いしたとき、すぐに先生だとわかった。日本からこんなに離れたところで大学の先生に会うなんて、不思議なかんじがしたが、変わらずお元気そうな先生の姿を拝見して安堵した。
 その夜は、先生のお宅に泊めていただいた。先生、その節は、郷土料理で厚くもてなしてくださり、本当にありがとうございました!